初めに

一般財団法人日本民間公益活動連携機構様(休眠預金等活用法に基づく指定活用団体)、公益財団法人パブリックリソース財団様(同法・資金分配団体)による「中核的フードバンクによる地域包括支援体制事業」(https://www.public.or.jp/project/f1007)の実行団体としてNPO法人フードバンクTAMAが採択されました。感謝いたします。
これは、地域の食の支援ネットワークの中核となる団体の組織基盤強化と地域密着の食の支援団体との連携関係を通じた県域レベルの包括的な食の支援の体制構築を目指すためのものです。‭当フードバンクの事業名は「多摩地域食支援ネットワーク」の構築と食支援体制の拡大強化とし、活動期間は2021年7月~2024年3月31日です。事業の概要として、以下を掲げました。

事業の概要

①各市にフードバンクが設立されているものの、今後、多摩地域各市に最低1つはフードバンクが望ましく、そうしたフードバンク活動を行う基盤として「多摩地域フードバンクネットワーク」を構築することで、食に困らない地域づくりを進めていく。
②多摩地域には子ども食堂が数多くあり、多摩地域全体をカバーする「多摩子ども食堂ネットワーク」と積極的に連携して子育て貧困家庭への食支援を積極的に取り組んでいく。これにより、市をまたいでの利用が可能となるという効果が見込まれる。

今後に向けて

事業を立ち上げてから、八王子市・日野市・町田市・多摩市・立川市・昭島市・福生市・小平市・稲城市・町田市等の社会福祉協議会、各市の児童福祉施設や子ども食堂への食支援活動を活発化させており、その効果として食品贈呈量が一昨年の同月期間のほぼ2倍となっております。残り2年間、多摩地域の行政や社会福祉協議会、子ども食堂との協働で、より充実した食支援が展開できるよう頑張ってまいります。そして、それが多摩地域におけるひとり親家庭などの生活困窮家庭の生活意欲の向上につながることを願っております。

 

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