フードバンクTAMAは「今日、食べるものがない」と「食料ロス」の2つの問題を関連付け、その解決の一助として、処分せざるを得ない食料を食品関連会社やご家庭から寄贈していただき、児童福祉施設等へ無償提供いたします。

企業・団体様、また、ご家庭からご支援をいただき・食の提供をはかる、こうした地元に根差したフードバンク活動にこだわっていきたいと考えています。なお、フードバンクTAMA活動の全体イメージは、以下の図のようになっています。

食品関連会社やご家庭からフードバンクTAMAへの食品寄付のお願い

企業や個人の方からの食品の寄付受付

食品関連会社や各種団体、農家、ご家庭に食品の寄付をお願いいたします。

食品関連会社における寄贈のメリット

① 廃棄コストを削減することができ、また、CO2削減に貢献できます。
② 従業員の方々が食を無駄にしない会社の経営方針に誇りを持ちます。
③ 企業の社会的責任(CSR)を発揮できます。
※ご協力いただいた企業様につきましては、当ホームページの「協賛企業」ページに明記させていただき、感謝の意を表します。

農家様から

農家様におかれましては、規格外や作り過ぎた野菜や果物が発生した際には、是非ご提供をお願いいたします。

個人やご家庭から

不要になった食品や個人・ご家庭にあるお中元やお歳暮など、おすそわけの精神でご寄付いただけませんでしょうか。

社会福祉協議会や行政組織とフードバンクの連携

児童福祉施設や生活困窮者への食の支援を推進するにあたり、そうした支援を行っている社会福祉協議会や各市の行政窓口との意見交換や協働作業がぜひとも必要です。今後さらに連携を深めてまいりたいと思います。

児童福祉施設や子ども食堂、生活困窮者の方々に食品を無償配布する

寄贈を受けた食品はフードバンクTAMAの倉庫で賞味期限別に分け、生活困窮者の方が安全に口に入れられるように管理しております。
その食品については、確認書を取り交わした児童福祉施設や子ども食堂等にフードバンクTAMAが直接的な提供をいたします。なお、生活困窮者個人に対しては、日野市のフードパントリー事業を除き、直接的支援を行わず、フードバンクTAMAと協定や確認書を取り交わした各自治体の社会福祉協議会や子ども食堂を介しての間接的支援を行っております。従って、個人の生活困窮者の場合は、お住まいの自治体の社会福祉協議会または福祉担当窓口へご相談願います。 

Q & A

Q:フードバンク活動が地域に根差す意義はどこにありますか?
A:寄贈される側も受贈される側も地元のため、時間的にすぐ対処できますし、顔がみえるという安心感があります。また、連携も密に行えるという利点があります。

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特色ある活動

未来を担う子どもたちのための支援

フードバンクTAMAでは、 以下のような特色ある取り組みを展開しています。
一般的にフードバンク活動は、 生活困窮者全般へ食品支援を行っていますが、本法人は、 特に未来を担う子どものための支援に力を注いでいます。
① 自治体や社会福祉協議会と連携し、 児童養護施設や子ども食堂等に、定期的・ 安定的に食品を配布していきます。その際、 施設側のニーズ等を伺いながら、顔の見える支援、 血の通った支援を図ります。
② 貧困家庭の子どもへのサポートは、 文具や生活必需品の支援も視野に入れています
③ 子ども無料塾や子ども食堂と連携をし、 貧困家庭の子どもたちが、 学校を卒業して就職を目指すための学習支援・ 自立支援団体を応援いたします。
④ 夏休み・冬休み期間に、子ども応援プロジェクトを実施しております。

地域密着型の活動

八王子市・日野市・ 立川市・昭島市・多摩市等を中心に地域密着型のフードバンク活動を展開しています。
① 本法人の役割は、食品を提供していただける地元の市民・農家・ 食品関連業者と社会福祉協議会などの行政サイド、 配布先の施設・団体等、 それら三者との絆を構築する地域密着型の活動を展開しています。
② 地域の問題として貧困家庭の子どものことを考え、支援をし、 広報活動も展開していくことが、 効果的な方法であると考えています。
③ こうした地域密着型のフードバンクTAMAの活動は、 地域の絆を構築することにつながっていくと考えています。

 

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