東村山西高校で高校生中心のフードドライブ、食品25キロをご寄付いただきました。(2018/2/16)

初めてフードバンクの活動をさせていただきました。私がこの活動を始めて知ったのは何気なく見たTVのニュースからでした。そのニュースを見て母にフードバンクの話をしてみると、母も知らなかったようで一緒にこの活動について調べて辿りついたのが、私達同世代家庭を中心に活動されているフードバンクTAMAさんでした。
でも、どのようにこの活動に参加して良いかわからず、母は私に代わりTAMAさんのシンポウムに参加し、とても素晴らしい活動だから思いがあるのなら実現に向けて活動をしてみよう!とPTAの皆さんがバックアップをしてくれました。
1人だけでは出来ない活動なだけに、PTAの皆さまのご協力と友達やご近所さん、両親の職場の方々のご協力を得てなんとか集めることができました。私の友達の中では申し訳なさそうに「家にスットクものがない」と言っている子もいました。でもそれは、環境にも家計にも無駄がなく一番経済的且っ計画的で良いことなんだと「消費」にっいて自分自身がこの活動を行うことで学ぶことが出来ました。
この活動を世に広めようとご尽力されているTAMAさんに尊敬と高校生の私相手に真摯に対応をして下さいましたことに御礼申し上げます。今後もフードバンクという活動があるということを口伝えに広め、またこの活動に携われるように日々の生活を大切にしていきたいと思います。
(東村山西高等学校 2年 村田浩晟さん)

今回、村田君より聞きフードバンクという活動初めて知りました。聞いたときは正直ピンとこなくて、家にある食べ物を持っていけばいいのか?と思いましたが、村田くんの話を聞くと家にある消費しきれない食べ物で賞味期限が2ヵ月あるもの。
提供には両親の許可を必ず取ること、提供を受けた食材は同世代家庭・施設・子供食堂に提供される。と聞きました。
そうは聞いても正直意味がわからなくて、村田くんの家に行きフードバンクTAMAさんのホームページや録画されていたフードバンクのニュース見て詳しく説明を聞きました。話を聞いて、こういう形の活動があるということを初めて知りました。
正直、なんかしたいな~と思っていても何をどうしていいのかわからなく、高校生の私としては電車やバスの席を無言で譲るのが精一杯でした。そんななか、村田くんからこの話を聞いて、私にも何か提供できるものがあるんじゃないかな?と家族と話す機会を設け今回活動に参加させていただきました。
きっと私が提供したものは些細なことだろうとは思いますが、この活動について友達や家族と話す機会があり、知らない分野を知ることが出来ました。こうやって知らなかったことを知ることができ良かったと思います。そして、それが少しでも誰かに喜んで貰えるなら嬉しいです。フードバンクという活動を始めて知ることが出来た今は、今後の生活の中で意識したいと思います。(東村山西高等学校2年)

この度、初めてフードバンクという活動を息子を通してさせて頂きました。46年生きてきながら、このような画期的で素晴らしい活動があるということを恥ずかしながら息子から初めて聞き知りました。思えば、昨年の夏。TVで放送された子供食堂のニュースの中でこのフードバンクを息子が知り、私がそれを息子から聞くこととなりました。
息子は特に目立つタイプでもなくリーダーシップを取れるような子でもなく、どちらかというと教室の隅っこに地味に居てるようなタイプの子です。
おそらく、この12年近くある学生生活の中で転勤族なため8回もの転勤を繰り返したことが所以ではないか?と親として思うことがあるのなかで、息子が「この活動してみたい!ボランティアってお金だけじやないねん!こういうのもあるねん!やってみよう!」と目から鱗が落ちたように訴える息子を見て、私も等しく鱗が落ち心が揺さぶられました。活動をするにあたり家族でフードバンクのことについて調べる時間がありました。
その時間の中で、いかに自分たちがちゃんと消費しきれていないものがあるかを再確認し、失礼ながら消費出来なかったものを誰かに提供できることへ安心感なんかもズボラ主婦としては感じておりました。恥ずかしいのですが、購入したのに消費しないまま捨ててしまうものや、貰ったのに消費しなかったもの。が私の家庭にいくつかありました。それを消費期日過ぎて気づき捨てる時の罪悪感ったらありゃしない。
そんな思いを抱えていた私としては、こういう活動があることが本当に目から鱗でした。この度、息子の強い思いの中で心ばかりかの活動をさせて頂きました。しかしながら、きちんと消費すること、多くは持たないこと、計画と工夫をすることを改めて気づき反省しました。
飽食の時代だとはいえ、生産された方々の労力や気持ちを思うと本当に申し訳ないと思う気持ちを改めて持つことが出来ました。
このフードバンクはボランティア活動ではありますが、この飽食の時代だからこそ自分のライフスタイルを見直すためにも現代社会においては良い取り組みではないかと私個人は思います。
その活動は生産された方々、この活動の窓口になられた方々、ご提供頂いたご家庭の方々の「思い」を繋ぐ人間らしい活動なのではないでしょうか?そう思うと、このフードバンクは沢山あるから食べて!と昔からある「持ち寄り」の心なのではないだろうか?と思います。
どうぞこれからもこの活動が発展し「持ち寄り」の気持ちが私どもやどなたかの明日のエネルギーとなり、和やかで温かい日本となりますように… (東村山西高等学校生徒保護者 村田和美)

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