くらしの保健室でのフードパントリーについて

 

くらしの保健室でのフードパントリーについて

くらしの保健室たま 間渕 由紀子

 くらしの保健室たまは、昭島市にある在宅療養に関する何でも相談室として平日午後にオープンしています。

 また、「くらしの保健室たま~ふらっと相談」では、フードバンクTAMAと連携し、フードパントリーを実施しています。利用される方は、市役所や社会福祉協議会から紹介された方や、民生委員や地域住民のアンテナを利用しての配達などがあります。

 また、このコロナ禍で収入減となった方も利用しています。生活保護の方、単身独居で買い物に行けない方、認々介護で買いものに行っても買い忘れてしまう方など利用する方のバックグラウンドも多彩です。現在の個人の登録数は30人を超えていますし、加えて民生委員の方や地域住民、子供家庭支援センター、地域のサロンで実施している食堂を経由して等、フードパントリーで食料支援ができている方は、100人を超えています。

 受け取り方法は、電話で予め何が欲しいかの連絡をいただいて、こちらで準備をして到着を待って、専用用紙に記載をしてもらった後に引き取っていただいております。

 一例としては、海外から日本に帰化した5人家族がいます。成長期のお子さんを抱えて食糧支援が必要であると社会福祉協議会から紹介となりました。月に1~2回の割合でお米、調味料、インスタントラーメン、冷凍食品、調味料、シリアル、パスタ、お子さん用のお菓子など定期的に受け取りにきています。以前の小学校ではイジメにあったこともあったそうですが、お子さんたちも親切な場所、人と認識をしており時々一緒に受け取りにきます。

 フードパントリーを通して、過去にイジメにあったことが払拭されてきているのを嬉しく思います。心の傷も人に大切にされて治ってくことを目の当たりにしました。

 インクルーシブな社会の醸成が話題になっていますが、食糧支援にとどまらず世代や貧富の差を超えて、今後も支援ができる事を願っています。

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パブリックリソース財団
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